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キャラクターデザインのポートフォリオとは?新卒・転職向けに事例紹介

キャラクターデザインのポートフォリオとは?新卒・転職向けに事例紹介
キャラクターデザインの仕事を目指すうえで、ポートフォリオは自分のスキルや個性を伝えるための「名刺」のような存在です。しかし、どのような構成にするべきなのか、どのような作品を載せるべきなのか迷う方も多いのではないでしょうか。

本記事では、新卒や転職を目指す方向けに、キャラクターデザインのポートフォリオの基本から活用事例までを具体的に解説します。

キャラクターデザインのポートフォリオとは?

キャラクターデザインのポートフォリオとは?
キャラクターデザインのポートフォリオとは、企業への就職や案件獲得に向けて、自己紹介や自分がデザインした作品、制作プロセスなどを掲載した、名刺のようなものです。

ポートフォリオは人のスキルと経験を最大限アピールするための道具であり、どれだけ高いスキルや経験があっても、ポートフォリオで示すことができなければ、就職・転職や案件獲得には繋がりません。そんなキャラクターデザインのポートフォリオについて、その用途や基本的な構成、作成・公開方法などについて詳しく解説します。

用途

キャラクターデザインのポートフォリオは、就職活動や転職活動、フリーランスとしての営業活動、SNSやWebサイトでの自己PRなど、幅広い用途で活用されます。特にデザイン系の職種では、作品自体がスキルを証明するものであり、採用判断の大きな基準になるものです。

基本的な構成

ポートフォリオには、以下のような要素を含めるのが基本です。

● 自己紹介・プロフィール(経歴、使用ツールなど)
● 作品紹介(タイトル・制作意図・コンセプト)
● 制作プロセス(ラフから完成までの工程)
● 実績や受賞歴(ある場合)
● 連絡先・SNS・ポートフォリオサイトURL

特に制作プロセスを掲載することで、デザインの思考や工夫が伝わりやすくなります。また、制作時間や使用ツールなどについても記載しておくと、適性を見極めやすく採用率アップに期待できるでしょう

作成・公開の方法

ポートフォリオはPDFや紙媒体の形式のほか、Wix、STUDIO、Behance、pixiv、個人サイトなどを利用してWeb上に公開する方法も一般的です。スマートフォンやタブレットでも見やすい設計を意識すると、閲覧性が高まります

新卒者・転職者がキャラクターデザインのポートフォリオを作成する際のポイント

新卒者・転職者がキャラクターデザインのポートフォリオを作成する際のポイント
実際に新卒者・転職者が就職活動をするうえで効果的なポートフォリオはどのように作ればいいのでしょうか。ここでは効果的なポートフォリオを作成する際のポイントとして6つご紹介します。

必要なスキルの習得

まずは基礎的な画力とデザインスキルの習得が必要です。キャラクターの骨格や動き、表情のバリエーション、配色設計などを身につけましょう。鉛筆デッサンマスター®資格認定試験や色彩検定など、スキル評価の基準になる資格を取得しておくのも良いでしょう。さらに、Adobe PhotoshopやCLIP STUDIO PAINTといった主要なツールの操作にも慣れておくと、実務で即戦力として活躍しやすくなります。

詳しいスキル習得の手順については、こちらの記事も参考にしてください。

≫キャラクターデザイナーに必要な資格とは?資格ガイド一覧

ストーリー性や世界観

単に作品を掲載するのではなく、キャラクターの生きる世界観や背景設定を含めて伝えるのもおすすめです。登場人物の関係性や設定資料を併せて載せることで、見る側の印象に残りやすくなります。

また独自で考えた世界観などを伝えることで、現場で求められるキャラクター設定への理解力や、設定を踏まえた制作対応力を示すことにもつながります。イラストの技術だけでなく、企画力も含めた強みとして伝えやすくなるでしょう。

データの形式

データ形式はPDF形式でまとめるのが主流ですが、Webポートフォリオと併用するケースも増えています。画像は高解像度(300dpi推奨)、容量は閲覧しやすい範囲に抑えるのが基本です。ファイル名や構成も丁寧に整理し、採用担当者がスムーズに閲覧できるよう工夫しましょう。

作品の点数やページ数

一般的には10〜20作品、10〜30ページ程度が目安とされています。ただし、作品のクオリティが高ければ、作品数が多少少なくても問題ありません。逆に、単調な内容が続くと印象が薄れるため、バリエーションを意識した構成が大切です。

男女それぞれの作品や、ジャンルの違う作品、キャラクターの表情、ポーズ、衣装などバリエーションをつけ、幅広いジャンルに対応できることをアピールすることが重要です。

著作権の遵守

アニメやゲームの既存キャラを無断で掲載することはNGです。必ず自作のオリジナルキャラクターを使用し、共同制作物には明記をしましょう。また、ポートフォリオを公開する際には、他者の著作物を利用していないかを事前に必ず確認し、トラブルを未然に防ぐようにしてください。

定期的なアップデート

一度作って終わりではなく、新しい作品を追加したり、古い作品を差し替えたりするなど、常に更新し続けることが大切です。最新の作風やスキルを反映することで、見る人に成長を感じさせることができます。

特に転職活動の際には、過去の実績よりも現在のスキルが評価される場面が多いため、ポートフォリオの“鮮度”を保つことが差別化の鍵となります。

キャラクターデザインのポートフォリオ参考事例

キャラクターデザインのポートフォリオ参考事例
実際に制作されたポートフォリオの参考事例をご紹介します。

LINEスタンプのポートフォリオ

日常で使いやすいスタンプにキャラ性を持たせるのがポイントです。「かわいい赤ちゃん絵文字」では、親しみやすい表情や動きが伝わるように構成されています。

LINEスタンプはやり取りの際に使われることが多く、スタンプは自分の感情を伝えるツールとして利用されます。吹き出しや動作に工夫を凝らすことで、ユーザーの感情に即した使いやすさが伝わりやすくなるでしょう。デフォルメされた表現が得意な方にはおすすめの形式です。

参照元:OONOTARO ALL STAR WEB(https://www.taro-allstars.com/post/絵文字、スタンプ発売中


ゲームキャラクターのポートフォリオ

「東京藝大デザイン科卒、イラストレーターのポートフォリオ!」で紹介されているポートフォリオでは、複数の立ち絵、表情差分、装備差分などを一貫したデザインで掲載しており、ゲーム制作現場で即戦力となるスキルが伝わります。

特に、キャラクターの世界観や役割、属性、スキルとの関係性を視覚的に伝えるレイアウトが参考になります。また制作過程のスケッチや改善過程なども掲載されており、要望を形にする柔軟性や改善力も読み手に伝わりやすくなります。

参照元:はたらくビビビット(https://hataraku.vivivit.com/portfolio/22pf22/


アニメキャラクターのポートフォリオ

株式会社ウェルツアニメーションスタジオ (HiraShige)では、オリジナルキャラクターを活用したアニメーション作品をポートフォリオに掲載。線のきれいさや色使いの統一感が印象的で、アニメーション作品をアピールする参考例になります。キャラクターのポージングや動き、光源の工夫などが丁寧に表現されており、アニメ制作を想定した構成となっています。

参照元:ランサーズ(https://www.lancers.jp/profile/HiraShige/portfolio_popup/677302


卒業制作のポートフォリオ

東京デザイナー・アカデミーは、生徒ごとに卒業制作データのまとめという形でポートフォリオを掲載しています。世界観・キャラクター設定・シーン構成など、コンテンツ作成で必要な一連のデザイン・設定資料などが一冊にまとまっており、作品全体の完成度がアピールできるポートフォリオになっているのが特徴です。

参照元:Pando(https://pando.life/tdg/article/888082


フリーランスのポートフォリオ

MARKiiiのポートフォリオでは、単なる作品紹介にとどまらず、提案内容や案件への対応方針が明記されており、営業資料としての活用も意識した構成になっています。作品紹介だけではなく、どのような要望に対してどのような提案を行ったのかといったプロセスも明記されており、ビジネス視点での訴求力があります。掲載作品の選定やページの導線設計など、営業資料としての完成度も高く、仕事受注に直結する事例といえます。

参照元:MARKiii(https://www.markiiis.com/

ポートフォリオは“作品だけでなく自分自身”を伝えるツール

ポートフォリオは“作品だけでなく自分自身”を伝えるツール
キャラクターデザインのポートフォリオは、単なる作品集ではなく、自分の強みや世界観を伝えるためのプレゼン資料です。制作にあたっては、バリエーション豊富なイラストを掲載したり、制作過程を掲載したりするなど、企業やクライアントに自身のスキルや特徴がしっかりと伝わるよう工夫することが重要です。用途や構成を明確にし、著作権や更新頻度に配慮しながら、自分らしさを活かしたポートフォリオ作成を心がけましょう。

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