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メタバースのアバターとは?作り方や販売方法などを解説

メタバースのアバターとは?作り方や販売方法などを解説
最近話題にあがることが多い「メタバース」。「メタバースとは?」「アバターを作るには?」などの疑問が多く、しかし今後広まっていく可能性を秘めている存在でもあります。

そこで今回の記事では、メタバースのアバターについて活用方法や作り方、販売方法について解説します。今後メタバース関連の職種に転職したいと思われている方にも参考になるはずですので、ぜひご覧になってください。

メタバースのアバターとは?

メタバースのアバターとは?
「メタバースのアバター」とは、3次元の仮想空間に存在する自分の分身となるキャラクターのことです。まず「メタバース」とは、画面の向こうにあるオンライン上にある仮想空間のことです。VR技術を駆使して表現される仮想世界のことで、もうひとつの現実世界としてユーザーが存在できます。しかしメタバースに存在するのは、本物の自分自身ではなくキャラクター化した自分です。キャラクター化した自分の化身のような存在をアバターと呼びます

役割

メタバースでのアバターには2つの役割があります。

● 他の人とのコミュニケーションツールとして
● 自分自身のアイデンティティの表現として

アバターを設定すれば、同じメタバース内にいる人々とのコミュニケーションが可能になります。交流をしたり買い物をしたりするためにも欠かせない存在ですが、もうひとつ、自分自身のアイデンティティの表現としての役割も果たします。アバターの容姿や性別、服装は自由に設定できるため、メタバースにおける自分自身の表現方法のひとつとも言えるでしょう。

活用する方法

利用する人によって、さまざまな活用方法が考えられます。

● 自己表現のため
● 住む地域や国が違う人との交流のため
● 非現実の空間を楽しむため
● 自分とは異なる人格を体験するため
● ビジネスにおけるバーチャル会議を行うため
● 企業のブランドイメージ向上のため
● 消費者と企業との接点を増やすため

自己表現や他社との交流など、個人が自分の楽しみのために活用する方法もあります。現実世界では決して会うことがないであろう異なる地域や国の人と、気軽にコミュニケーションを取れることは大きなメリットです。しかし最近ではバーチャル会議や消費者とのコミュニケーションのために、メタバースのアバターを利用している企業も見受けられるようになりました。

活用する際の注意点

さまざまな活用方法が考えられるメタバースのアバターですが、活用する際にはメタバースに依存しすぎないように注意しなければなりません。たとえばメタバースにのめり込んでしまって、現実世界での人との交流や日常生活を煩わしく感じてしまう方もいます。また現実とメタバースを混同してしまうようになることもあるかもしれません。メタバースではアバターを利用してもうひとつの世界を楽しめますが、のめり込みすぎてしまわないように注意が必要です。

販売する方法

メタバースのアバターを販売するには、「The Sandbox」や「Decentraland」などのプラットフォームを利用するのが一般的です。またマーケットプレイスを通して販売する方法もあります。プラットフォームを活用すれば、誰でも自作のアバターを販売可能です。

またファッションアイテムについては、非代替性トークンを利用してコピー品を防止しながらの販売ができます。唯一性をもたせたトークンを付与してアイテムを作成すれば、メタバースのアバターに着せるファッションアイテムをコピーされることはありません。この方法は海外の大手ファッションブランドにて利用されている方法です。

メタバースで使用するアバターの作り方

メタバースで使用するアバターの作り方
それではメタバースのアバターの作り方について見ていきましょう。テンプレートを利用する方法と、外部サービスを利用する方法の2種類について解説します。

テンプレートの利用

メタバースのプラットフォームに用意されているアバターをテンプレートとして、自分好みの要素を選択していく方法です。選択していくだけでアバターが作成できるので、最も手軽な方法であり、初めてメタバースのアバターを作成する方でも数分で終えられるでしょう。ほとんどのメタバースでは、アカウント登録の際にアバターを作成するステップがあります。アバターに特別なこだわりがなければ、標準搭載されているテンプレートを利用するのが最も手軽です。

ただしバリエーションが少なく、他の方と似たアバターになってしまうことがあります。オリジナリティを求めるのであれば、次にご紹介する外部サービスを利用する方法を試してみてください。

外部サービスの利用

外部サービスを利用すれば、よりオリジナリティのあるメタバースでのアバターを作成できます。たとえば「ReadyPlayerMe」や「MakeAvatar」は、アバターを作成する専用サービスであり、プラットフォームにデータをアップロードすれば、メタバース内で作成したアバターを使用可能です。独自性の高いアバターを作成できますが、作成に時間がかかるのが難点。ただし標準搭載されているテンプレートでは満足できないこだわりの強い方であれば、外部サービスを利用したほうが満足できるでしょう。

アバター作成サービスはさまざまで、自分自身の写真や自撮りから自分そっくりのアバターを作れたり、写真のようにリアルなアバターを作成できたりするサービスもあります。写真とともに身長や体重を設定することで、まるで本物の自分のようなアバターを自動生成してくれるものも。外部サービスを利用してより好みのアバターを作成できれば、メタバースの世界もよりリアルに感じられるかもしれません。

メタバースの関連職種

メタバースの関連職種
これからさらに需要が高まっていくと考えられるメタバース。その関連職種で働きたいと思われるなら、次のような選択肢があります。

● プログラマー
● エンジニア
● インフラエンジニア
● アバタースタッフ
● メタバースデザイナー
● メタバース開発
● メタバースマーケター
● メタバースセールス

関連職種は開発系・保守系・デザイナー系・営業系・販売系と大きく5つにわかれます。実際にメタバースやアバターを作成・デザインしたいのか、メタバースを維持するためのサーバー保守を行いたいのか、セールスや販売を行いたいのかによって選ぶべき職種は変わるでしょう。

メタバースでのアバター作成の仕事を求めているなら、以下の記事を参考にしてください。キャラクターモデラーの仕事について詳しく解説しています。

≫キャラクターモデラーとは?年収や未経験から目指す方法、求人探しの注意点など

メタバースのアバター関連職種はさまざま!働くイメージを持って選ぼう

メタバースのアバター関連職種はさまざま!働くイメージを持って選ぼう
メタバースのアバターとは仮想空間の中で自分自身を表すためのアイコンとなるキャラクターです。今後メタバースがさらに広まれば、アバターの需要も高まってくるでしょう。ただしメタバースのアバター関連職種にはさまざまな種類があります。働きたいと思われるなら、ご自身の「こんな仕事がしたい」というイメージを大切にして職種を選んでください。

キャラ転ではキャラクターを扱う仕事に特化した求人情報をご紹介しています。メタバースのアバター関連職の求人が見つかる頻度も高いはずですので、転職を検討しているならぜひ参考にしてください。