未経験からVtuberマネージャーになるには？仕事内容や求人探しの注意点も紹介

インターネット配信系の職業として注目を浴びているVtuber。「Vtuberに関わる仕事をしたい」と思われている方も多いのではないでしょうか？その中でも未経験で就きやすいのが「Vtuberマネージャー」です。

今回の記事ではVtuberマネージャーのやりがいや仕事内容、年収などをご紹介します。未経験からVtuberマネージャーを目指す方法も紹介していますので、ぜひ参考にしてあなたの夢を実現させてください。

Vtuberマネージャーとは、事務所に所属するVtuberタレントを売り出していく役割を担うマネージャーのことです。それではマネージャーとしての仕事内容や職場、やりがいについて詳しく見ていきましょう。

仕事内容はきつい？

仕事の内容は場合によってはきついとも言えるかもしれません。企画を考えたりブランディングサポートをしたりなど、Vtuberの配信の人気が高まるかどうかは、ある程度マネージャーの手腕にかかっているとも言えるからです。さらにVtuberのスケジュールやメンタルを管理したり、社内外との調整を行ったりする役割もあります。仕事内容の幅が広いのも、マネージャー業務の大変さのひとつだと言えるでしょう。

やりがいのある仕事ではありますが、1人のVtuberの仕事内容を管理する立場といえるため、責任を持って真摯に仕事に取り組まなければなりません。秘書のような役割であると考えてください。

職場（事務所や在宅など）

Vtuberマネージャーの業務は、在宅によるリモートワークで行われることも珍しくありません。事務所の方針にもよるでしょうが、自宅にいながら業務を行えることもあるでしょう。

Vtuber事務所について詳しく知りたい方は、以下のページで解説していますのでぜひ参考にしてください。

≫Vtuber事務所とは？所属するメリット・職種・求人募集を探す際の注意点も紹介

向いている人

マネージャー業務に向いている人は次のような人です。

●日常的に配信などのエンターテイメントに触れている人
●YouTubeチャンネルを運営するための知識や技術がある人
●音楽の権利に関する知識を持っている人
●パソコンスキルの基本を身につけている人
●ホスピタリティが高い人
●コミュニケーション能力が高い人
●アニメやゲームの開発現場での経験がある人

Vtuberマネージャーになるには、やはりVtuberや音楽、アニメに関する知識を持っていることが欠かせません。日常的に配信に触れている方であれば、担当するVtuberの人気を押し上げられる可能性が高まります。

さらにマネージャー業務を遂行するには、ホスピタリティやコミュニケーション能力の高さも大切となります。マネージャーはときに、Vtuberのメンタルケアも行わなければなりません。人の気持ちに寄り添える能力があれば、業務を行いやすくなるでしょう。

やりがい

最大のやりがいは、自分の仕事の結果が目に見えることではないでしょうか。担当したVtuberの人気度は数値となって現れます。また世間からの評判やコメントにも現れるはずです。担当したVtuberの人気度が高まっていけば、自分の仕事の成果が肌で感じられるのでモチベーションが高まります。

年収

求人情報を見ると、Vtuberマネージャーの年収は300～600万円程度が平均です。年収は経験やスキル、能力によって変わります。マネージャーとしての経験がある人や、成果を生み出せる人であれば高年収を目指せるでしょう。

Vtuberマネージャーは大変な仕事ではありますが、未経験から就くこともできます。しかし知識も技術もなく、全くの未経験では難しいかもしれません。未経験からVtuberのマネージャーになるにはどのようにすれば良いのでしょうか？具体的な方法について解説します。

Vtuberビジネスを理解する

まずはVtuberビジネスを理解することから始めてください。基本を知らなければ、どのようにVtuberを売り出していくべきかわからなくなることもあるでしょう。Vtuberビジネスでは、主に次のような収益源があります。

●広告収入
●動画での投げ銭収入
●グッズの販売
●企業とのタイアップ
●ファンクラブ収入
●イベント収入

普段の配信動画では広告収入や投げ銭収入、企業とのタイアップ収入が期待できます。グッズを制作して販売できれば、売れた分がVtuberの収益に。その他、ファンクラブの会費やイベントを開催した際のチケット代なども収入源となります。まずは「Vtuber」とはどのようなビジネスを行っている職種であるか理解しましょう。

営業やマネジメントのスキルを習得する

Vtuberマネージャーになるために欠かせないのが、営業スキルとマネジメントスキルです。マネージャーとは営業とマネジメントを通して、タレントを売り込んでいく職業。2つの能力がなければ業務は難しいかもしれません。

実際に求人情報を確認すると、「タレントマネジメント経験」が必要スキルとして記されていることもあります。もちろん経験不問の求人もあるでしょうが、就職するには営業スキルとマネジメントスキルがあった方が良いでしょう。

求人情報に応募する

事務所に雇用されて働くには求人情報に応募しなければなりません。Vtuberマネージャーの求人は多く、探せば見つかるはずです。求人情報の条件が一致していれば、積極的に応募してみてください。

独立して事務所を開く

Vtuberマネージャーになる方法のひとつとして、独立して事務所を開く方法もあります。事務所を開設するのであれば、マネジメントの経験も不要です。知識や技術さえあればVtuberマネージャーとして仕事を始められます。

もしVtuberビジネスやマネジメントの知識、パソコンの技術があるものの、経験がないと悩んでいるのであれば、独立して事務所を開設してみるのもよいかもしれません。

Vtuberマネージャーの求人情報を探すときには、次のようなポイントに注意してください。

●自分に向いている仕事であるかどうかを確認する
●業界や企業についての知識を備える
●待遇面だけで企業選びをしない
●有効求人倍率と離職率を確認する

求人情報を探す際には、まず自分に向いている仕事であるかどうかを確認してください。同じVtuberマネージャーの仕事でも、企業によって業務内容が違うこともあります。自己分析を行ったうえで、自分にとって適職であるかどうかを見極めて応募することが大切です。

また待遇面だけで企業選びをすることも危険でしょう。「他に待遇が良い企業があればそちらに転職するのでは？」と思われることがあります。もちろん待遇も就職・転職のひとつの条件ですが、あまりに重視しすぎることは避けてください。その他、業界についての知識を備えること、有効求人倍率と離職率を確認して面接の時期や企業を判断することも欠かせません。

Vtuberマネージャーは未経験の人でも目指せる職業です。しかしVtuberビジネスやパソコン、マネジメントの知識を備えたうえで求職活動をするべきでしょう。

また少々特殊な職業であるため、求人情報の探し方にも気をつけたいところです。キャラ転ではキャラクター関連の職業に特化した求人情報をご提供しております。Vtuberマネージャーの求人が掲載されることもありますので、求職の際には以下のサイトをぜひご活用ください。