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声優を目指すには7つの道がある!夢を叶える近道は…?

声優を目指すには7つの道がある!夢を叶える近道は…?
アニメやゲームのキャラクターを演じ、命を吹き込む声優の仕事に憧れを持つ人も多いのではないでしょうか?声優を目指す人は多く、夢を実現するのは簡単ではありません。一方で、近年は声優の活動方法も多様化しており、以前ほど手が届きにくい職業ではなくなってきました。

本記事では、声優の仕事の詳細や、声優になるための方法など、声優を目指す方が知っておきたいさまざまな情報を紹介します。

声優ってどんな仕事?

声優ってどんな仕事?
声優は、アニメやゲームのアフレコや洋画の吹き替えはもちろん、ナレーションやイベント司会、歌手や役者など、幅広い領域で活動できる仕事です。声優として活躍するには、魅力的な声や滑舌の良さ、声量が必要とされることはもちろん、演技力や歌唱力、声のメンテナンスやトレーニングを欠かさないストイックさなどが求められるでしょう。

本章では、声優が行うさまざまな声の仕事について詳しく紹介します。

アニメやゲームのアフレコ

アニメやゲームのアフレコ
声優の仕事の中でも花形と言えるのが、アニメやゲームのキャラクターを演じる「アフレコ」。キャラクターの性格や背景を声で伝える表現力や、高い演技力が求められる難易度の高い仕事です。特に主人公クラスのキャラクターであれば声や話し方が作品のイメージそのものに影響するため、演じられるのはひと握りのトップ声優だけ。また、アニメやゲームだけでなく、海外の俳優の吹き替えを行うこともあります。

歌手や役者

歌手や役者
トップレベルの人気声優になると、アニメの主題歌を担当したり、舞台俳優や2.5次元俳優として活躍したりするケースが見られます。歌や演技もできる声優を目指すのであれば、声優としての実力はもちろん、自分の特技やキャラクターをアピールする積極性や、人を惹きつけるタレント性も必要です。

ナレーション

ナレーション
映像作品やCM、ラジオなどでナレーションを担当するのも声優の仕事のひとつです。昨今は、WEBサイト上に掲載する動画や、インターネットで配信されるコンテンツも増えているため、ナレーション需要は高まっています。

また、企業が情報発信を行うための映像や音声への出演ニーズもあり、声優としてキャリアが浅い人やフリーランスの人も比較的仕事を得やすいでしょう。

アナウンス

アナウンス
ニュースや交通情報の伝達、スポーツ実況や商業施設のアナウンス収録などの仕事があります。アナウンスでは、番組の世界観に合わせた演技や感情表現が求められるナレーションとは異なり、多くの人に情報が伝わるよう、冷静に話す姿勢や、聞き取りやすく正確な発声・発音が求められます。

司会・パーソナリティー

司会・パーソナリティー
声優の中には、声のプロであると同時に、話のプロとして活躍する人も多く見られます。司会者として展示会やイベントの進行を取り仕切るほか、結婚式やパーティなど、個人からの依頼を受ける機会もあるでしょう。

また、人気声優になるとラジオ番組に出演してパーソナリティを務めることもあります。聞き取りやすい話し方はもちろん、ゲストから話を引き出す傾聴力や、その場を盛り上げるコミュニケーション力が重要です。

声優になるための7つの選択肢

声優になるための7つの選択肢
これまで、声優になるにはタレント事務所の養成所に入るか、個人でオーディションを受けるといったルートが一般的でした。しかし、近年はネット放送局やSNS、アプリゲームの普及により、声の仕事の需要が高まっていることから、声優として活動するための選択肢も広がっています。本章では、声優になるための7つの選択肢について解説します。

①養成所経由でオーディションを受ける

声優プロダクションやタレント事務所、劇団などが運営している養成所に入り、専門的な指導を受けて基礎を身につけたのち、運営事務所経由でオーディションを受けます。実力や魅力があれば、運営元からバックアップを受けられることもあるでしょう。

なお、養成所に入所する場合は入所金と授業料がかかります。一般的には入所金が20万円程度、授業料が年間30万円程度であることが多いでしょう。

②個人でオーディションを受ける

個人でも、オーディションに応募し、役をもらえれば、声優としてのキャリアをスタートさせることが可能です。ただし、ライバルのほとんどは養成所や専門学校で専門的な技術を身につけてきているため、未経験での通過はハードルが高いのが現実です。また、WEBコンテンツなどでは声優の一般公募は増えているものの、メジャー作品で一般公募を行うケースは多くありません。

③専門学校でオーディションを受ける

アニメ・ゲーム関連の専門学校の多くは、学生専用のオーディションの機会を用意しています。学生向けであれば、ライバルは学内のみに絞られるため、事務所向けのオーディションよりもチャンスを掴みやすいでしょう。合格すれば在学中に声優のキャリアをスタートできます。なお、専門学校の学費は初年度が150万前後、2年次以降は初年度よりも割安になるのが一般的です。

④VTuber声優プロダクションに所属する

近年、VTuberニーズが高まっています。VTuber業界では、VTuber専門の声優を抱える声優プロダクションが登場。通常のアニメ作品よりも声優のニーズが多く、所属のハードルが低いため、アニメ声優を目指す人はまず、VTuber声優として活躍し、実績を積むのもひとつの手です。

⑤YouTube制作会社に所属する

YouTubeコンテンツを制作している会社やYouTube専門の音響会社では、自社の専属声優を募集していることがあります。YouTube制作会社で声優として活躍するのであれば、多様な業界、クライアントの要望に応えられる柔軟性と表現力が求められそうです。

⑥動画制作会社に所属する

YouTubeやVTubeに限らず、SNS動画や動画広告など、あらゆるジャンルの動画を手がける動画制作会社の中にも、専属の声優が所属しているケースがあります。動画制作会社で活動する声優は、ナレーションからアニメまで、さまざまな作品に関わる機会が持てるでしょう。

⑦フリーランスとして活動する

有名声優の場合、これまでも、事務所から独立してフリーランスとして活動するケースは見られました。しかし、近年では、声優のキャリアをフリーランスとしてスタートさせる人も出ています。toC向けにスキルを提供するサイトでサービスを提供したり、YouTubeやVtubeのオーディションで役を得たりと、実力さえあれば活動の機会は見つけられるでしょう。

声優を目指す方法はいくつもある!制作会社に所属するのもひとつの手

アニメ好きやゲーム好きにとって、憧れの職業でもある声優。声優の道を志す人は多いものの、トップ声優まで上り詰めることができる人はほんの一握りと言えます。しかし、好きなアニメキャラクターを演じることができなくても、声の仕事を続けてスキルを磨きながら、オーディションを受け続けるという選択肢もあります。

声優の仕事の範疇は幅広く、業界にいながら努力を続けることで、チャンスが回ってくることもあるでしょう。自社の専属声優を抱える制作会社を探して所属し、依頼された作品内でスキルを積むのは、アニメ声優を目指す人にとって有効なキャリアの積み方と言えます。