VTuberを裏方として支えたい!VTuberに関連する仕事の種類を解説

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VTuberを裏方として支えたい!VTuberに関連する仕事の種類を解説

「VTuberが好きだけれど、表に出るのは苦手」
「VTuberを支える仕事がしてみたい」

そう感じている方におすすめなのが、VTuberの活動を支える裏方の仕事です。本記事では、VTuberを支えるさまざまな仕事を紹介するほか、VTuber関連の仕事に必要な素質についても解説します。VTuberの仕事に興味がある方はぜひ参考にしてみてください。

そもそもVTuberとは?


VTuberとは「バーチャルYouTuber」の略称で、2Dや3Dのアバターを使って活動する動画配信者を指す言葉です。もともとは、YouTubeで活動する配信者を指していましたが、近年ではYouTubeのみならず、ニコニコ動画やSHOWROOMなどで活動する配信者も総称してVTuberと呼びます。
なお、VTuberという言葉は、2017年ごろYouTubeに登場した「キズナアイ」が最初に使用したとされており、以降、「ミライアカリ」、「電脳少女シロ」など人気VTuberの登場により、一般に広まりました。

VTuberに関連する仕事の種類


VTuberで収入を得るというと、アバターを演じる「中の人」を想像する人も多いのではないでしょうか?しかし、VTuberに関連する仕事は、クリエイターからマーケッター、事務関連まで、実に多様です。本章では、VTuberを陰で支えるさまざまなポジションや技術職について解説します。

①マネージャー

芸能事務所に所属するタレントと同様に、VTuber事務所に所属するVTuberにもマネージャーがつくことがあります。マネージャーは、日々のスケジュール管理のほか、VTuberの個性を引き出し、世の中に売りだすためのマーケティング的な視点が必要とされます。また、VTuberは「個性を出しづらい」「キャラクターが固まらない」など、アバターで活動するが故の難しさに直面することがあります。そのため、演者の悩みをヒアリングしながら、活動の方向性を話し合うコミュニケーション能力も求められるでしょう。

②ディレクター

Vtuberのコンテンツを制作するディレクターは、企画から撮影・編集のディレクションまで、動画制作の一連の流れを現場で仕切り、コンテンツのクオリティを担保する役割を担っています。Vtuberディレクターを目指すには、Vtuberの制作現場でアシスタント経験を積むか、動画制作会社やアニメ制作会社などで現場を経験するのが近道です。

③プランナー

プランナーは、Vtuberコンテンツの制作会社などで、自社IPのキャラクターデザインやコンテンツの企画・制作、グッズの制作進行などを行います。プランナーの仕事はVtuberのブランディングにも関わり、知名度や人気を左右します。プランナーを目指すのであれば、企画やデータ分析、売上の管理や制作進行など、幅広いスキルと経験を積む必要があるでしょう。

④CGデザイナー・CGモデラー

CGデザイナー・CGモデラーは、Vtuberのコンセプトをビジュアル化したり、キャラクターのモデリングを行ったりしています。2Dや3DCGの実務経験のほか、デザイナー、イラストレーターなどの経験も役に立つでしょう。

⑤エンジニア

VTuberエンジニアは、VTuberコンテンツの配信において、配信アプリの開発やUI設計、実装、VTuberの動きや表情に関する技術的なサポートなどを行います。VTuberの配信アプリ開発では、ゲームエンジンの「Unity」が使われることが多いため、これからVTuberエンジニアを目指す人は、「Unity」での開発経験が必須となるでしょう。

⑥事務

事務職は、VTuberの契約や著作権の管理など、活動をスムーズに進めるためのサポート役として活躍します。資料作成技術や著作権などの法務的な知識、情報を整理するスキルが求められるでしょう。VTuber周りの事務職を希望する場合、一般的な事務職の経験や経理経験などがアピールに役立ちます。

VTuber市場の現在と将来


VTuberを自社の広告塔として起用する企業は年々増加傾向にあります。その理由は、大きく分けて①広告コストの削減、②スキャンダルリスクの回避、③契約の自由度の3つが挙げられるでしょう。

また、自社でVTuberを運用する以外にも、タイアップやコラボという形で人気VTuberを活用する企業が増えています。企業にとってVTuberは、低コストで使いやすく、継続的にブランディングに貢献できることから、今後もVTuber市場は拡大が期待できます。

さらに、近年は日本を飛び出し、海外で活躍するVTuberも増えています。海外でVTuber認知が高まれば、海外企業に向けたサービスを展開するVTuber事務所も増えるでしょう。こうした背景から、今後VTuberを支える仕事のニーズはますます高まると言えます。

VTuberに関わる仕事を目指すには?


VTuberに関わる仕事を目指すには、以下の2つの方法が考えられます。

①VTuber事務所に就職する
②VTuberコンテンツの制作会社に就職する
②フリーランスとして活動する

本章では、それぞれの方法について詳しく解説します。

<h3️>①VTuber事務所に就職する
マネージャーやプランナー、ディレクター、CGデザイナー、CGモデラー、エンジニアなどの職を目指すのであれば、VTuber事務所に裏方として就職するのがおすすめです。VTuber事務所はVTuber一人ひとりの活動を管理しながら戦略的に売りだすため、演者と近い距離感でVTuber活動を支えることができるでしょう。VTuber事務所への就職を目指す人は、希望の職種に生かせる経験や実務経験を積むのが近道です。

<h3️>②VTuberコンテンツの制作会社に就職する
VTuberのキャラクターやコンテンツの制作に関わりたいという人であれば、VTuberに特化した制作会社に就職するという道があります。CGデザイナーやCGモデラー、エンジニアのほか、編集、楽曲制作などの職種も選択できるでしょう。

③フリーランス

フリーランスのCGクリエイターや動画編集者も、VTuber関連の仕事を得られるチャンスがあります。フリーランスの場合は、会社員のクリエイター以上に実力や実務経験が重視されます。これまでにVTuber関連の実績がない場合は、キャラクターに関連する実績を積んでおくことで、スムーズに仕事を獲得できるでしょう。

VTuber関連の仕事に必要な3つの素質


VTuberを支える仕事には、クリエイティブな思考やエンターテイメント精神が必要不可欠です。本章では、VTuber関連の仕事に必要な3つの要素について解説します。

①企画力

ユーザーの関心を惹き、VTuberをヒットさせるには、市場にあふれるキャラクターとの差別化が重要です。VTuberのスタッフには、自分が関わるVTuberを戦略的に売り出していける企画力が求められるでしょう。

②マーケティング視点

ユーザーの関心や好感を得るには、必ずしも誰も見たことがない斬新な企画である必要はありません。ターゲットのニーズやトレンドを分析し、企画に反映できるマーケティング的な視点が重宝されるでしょう。

③好奇心

VTuber業界は、ユーザーの感度が高く、新しいことに挑戦しやすい業界と言えます。最新技術とのコラボや、トレンドを取り入れたグッズ企画など、好奇心旺盛に新しいことを取り入れることで、自分自身がワクワクできる仕事を心がけることも大切です。

【まとめ】Vtuberを支える仕事はやりがいがいっぱい!

Vtuberに関連する仕事には、マネージャーやディレクター、プランナー、CGデザイナーやモデラー、エンジニアや事務と、多様な職種があります。Vtuber業界への就職は、好きなことに関わりながら、自分がもともと持っているスキルやこれまでのキャリアを生かす機会になるでしょう。

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