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モーションアクターとは?事務所や求人募集情報の探し方も紹介

モーションアクターとは?事務所や求人募集情報の探し方も紹介
ゲームやアニメの中でリアルに動くキャラクター。実はそのキャラクターの動きは「モーションアクター」が担当しているケースが少なくありません。人が実際に行った動きで、キャラクターを動かすのがモーションアクターの仕事です。

本記事ではモーションアクターとはどのような仕事であるか、役割ややりがい、求人の探し方まで解説します。自分の能力や動きでキャラクターを演じてみたい方にとって、注目すべき職種です。

モーションアクターとは?

モーションアクターとは?
まずはモーションアクターとはどのような役割を担うものなのか、業務内容や声優との違いも含めて見ていきましょう。

主な役割

モーションアクターとはキャラクターを演じることが役割であり、人の動きを感知する技術を用いて、キャラクターの動きを再現する職業です。たとえば人が身体にセンサーをつけて動くとしましょう。するとキャラクターがセンサーをつけている人と同じ動きをするため、キャラクターにダンスや振り付けをつけたり、戦闘シーンの動きを与えたりすることができるようになります。キャラクターの動きを演じることで、モーションアクターはキャラクターに命を吹き込む役割を担っています

業務内容

モーションアクターの業務内容は主に、キャラクターがダンスをしたり歌を歌ったりするCG制作映像の作成や、戦闘シーンの動きを映像で残すことが挙げられます。業務では動きをデジタルデータ化するセンサーのついたスーツを身にまといながら行動をします。モーションアクターの動きはそのままキャラクターの動きとなるため、自身がキャラクターそのものを動かしているのと同じです。戦闘シーンや殺陣のシーンでは激しい動きもあるため、身体能力を鍛えておくことも業務内容のひとつかもしれません。

声優との違い

声優とモーションアクターの違いは、それぞれが担う役割が『声』か『動き』かにある点です。声優はあくまでもキャラクターに感情を含めた声をあてる役割ですが、モーションアクターはキャラクターに動きをつける役割を担います。声優はキャラクターの動きには関与しません。キャラクターの声を担当するのが声優であり、動きを担当するのがモーションアクターであると言えます。近年では、声優がモーションアクターとしての役割も兼ねるケースが増えています。

モーションアクターではなく声優を目指したいと思われているなら、以下の記事で声優を目指すための近道について解説しています。声優の業務内容や目指すための7つの選択肢についてご紹介していますので、将来の進路を考える際の参考としてご活用ください。

≫声優を目指すには7つの道がある!夢を叶える近道は…?

やりがい

モーションアクターのやりがいは、自身の動きに合わせて人気キャラクターが躍動する様子を見られる感動にあります。そしてその動きを見た多くのファンにも感動を与えられます。

今後、さらなる需要が見込まれる分野でもあります。キャラクターの動きと声が統一できれば、より深い世界観を表現できる可能性があるでしょう。そのためモーションアクターが声優を担当するケースも出てくるかもしれません。

活躍中のモーションアクター事例

活躍中のモーションアクター事例
それでは現在活躍しているモーションアクターにはどのような方がいるのか、事例も含めて見ていきましょう。

杉口秀樹

杉口秀樹さんは、次のような作品でモーションアクターを担当しました。

● 戦国無双シリーズ
● 龍が如くシリーズ
● 鉄拳シリーズ
● ドラゴンクエストシリーズ
● 進撃の巨人

もともとスタントマンやスーツアクターの仕事をしていたこともあり、アクション性の強いゲームでの実績が豊富です。200タイトル以上の作品に携わった経験があり、現在は株式会社モーションアクターの代表取締役を務めており、モーションアクター業界の先駆者として知られています。

杉口秀樹さんの経歴やプロフィールは以下のページでご紹介していますので、モーションアクターを目指す方はぜひ参考にしてください。

≫杉口秀樹さんのプロフィール

https://gunma-tsukurun.jp/professional/杉口-秀樹/


≫杉口秀樹さんの取材記事

https://motionactor.co.jp/news/index/archives/1000


村上雅貴

村上雅貴さんはアニメやCGライブを中心に活躍しているモーションアクターであり、次のような作品に携わりました。

● あんさんぶるスターズ!!追憶セレクションシリーズドラマパート
● アイドリッシュセブンオープニング
● コネクトライブ 2nd ANNIVERSARY~4th ANNIVERSARYライブ
● プロジェクトセカイCOLORFUL LIVE 1st~4th
● マジカルミライ2021~2024

ヒップホップやジャズヒップホップ、ジャズ・ファンクなどのダンスレッスン歴があることから、振付師やダンサーとしても広く活躍している人物です。ダンサーとしての経験を活かしてモーションアクターとして活躍している事例だと言えるでしょう。

村上雅貴さんのプロフィールや活動歴は以下の記事をご参考ください。

≫村上雅貴さんのプロフィール

https://solidcube.jp/actor/174/


≫村上雅貴さんの取材記事

https://www.4gamer.net/games/999/G999905/20230113099/


Jakko

振付師として活動しながら、モーションアクターとしても実績を重ねているのがJakkoさんです。担当した作品を見てみましょう。

● 初音ミクシリーズ
● アイドルマスターシリーズ
● ぼっち・ざ・ロック!
● ウマ娘

女性モーションアクターであり、ロックダンスやヒップホップのレッスンを受けていました。アイドル系の可愛らしい女性キャラクターの動きを得意とするモーションアクターです。初音ミクやアイドルマスターシリーズなど、歌って踊るキャラクターが出演する作品ではモーションアクターの役割が重視されています。

Jakkoさんのプロフィールと取材記事をご覧になりたい方は、以下の記事をチェックしてください。

≫Jakkoさんのプロフィール

https://solidcube.jp/actor/1219/


≫Jakkoさんの取材記事

https://www.4gamer.net/games/999/G999905/20230113099/


川渕かおり

川渕かおりさんは幅広い分野で活躍されている方で、モーションアクターとして仕事をしながら、さらに剣舞師・殺陣師・女優・声優・シンガー・モデル・作詞家・演出家としても活躍されています。

多方面で活動しており、世界では“LADY SAMURAI”の異名でも知られています。モーションアクターとしては攻殻機動隊SAC 2045の草薙素子役を務めた経歴があり、アクション系の動き全般を得意とします。

川渕かおりさんの取材記事やプロフィールは以下の記事で紹介されています。

≫川渕かおりさんのプロフィール

https://www.kaorikawabuchi.net/


≫川渕かおりさんの取材記事

https://www.1242.com/asanav/asanav_blog/20230602-297336/

モーションアクターになるには?

モーションアクターになるには?
モーションアクターはアクションをしなければならないため、難しい仕事に思えるかもしれません。しかし次のような方法でモーションアクターを目指せます。

事務所のオーディション

まずは事務所のオーディションを受ける方法です。オーディションはモーションアクターやダンサーとしての経験がなくても応募できることもあり、目指す方にとっては、貴重な機会となるでしょう。オーディション合格後に育成を行っている企業もあるため、未経験の方はまず事務所のオーディションを受けてみてはいかがでしょうか。

求人募集への応募

求人募集でモーションアクターを募集している企業もあります。何らかのアクション・ダンスの経験がある方が歓迎される傾向がありますが、モーションアクター未経験でも応募できます。求人募集であれば給与や勤務体系も明示されているため、仕事としての条件も考慮しながらモーションアクターとして働きたい方におすすめの方法です。

モーションアクターとはキャラクターに動きをつける仕事

モーションアクターとはキャラクターに動きをつける仕事
今後さらに注目されると言われているモーションアクターは、未経験から目指せる職業であり、多くの人から見られる人気キャラクターの動きを担当できることがやりがいであると言えるでしょう。

これからモーションアクターを目指したいと思われているなら、ぜひキャラ転をチェックしてみてください。キャラ転はキャラクター関連の職業に特化した求人サイトであり、モーションアクターの求人情報が掲載されることもあります。ご自身にあったファーストステップを踏み出していきましょう。